クルミコラムCOLUMN

クルミの産地

当農園では、小諸/浅間山麓(1農園)、湯田中/志賀高原麓(3つの農園)を運営する他、県内の農家より殻付き原料を購入しています。

くるみは一般に春夏秋冬の四季がはっきりしていて昼夜の気温格差が大きく、
少雨多照乾燥冷涼の気候に適します。
土壌的には排水と通気性の良い土壌の柔らかい砂、粘土のローム層の土壌が適しています。
特にくるみの冬期冬眠中は7℃以下の寒期に1,000時間位あることが必要です。 これはりんごと同じぐらいだと言われています。
その一方で春の遅霜の被害が懸念され、特に発芽期と開花期に低温に遭遇すると甚大な危害を被ります。
このため秋の初霜までの無霜期間が最低150日程度を必要とします。
クルミの芽は、気温が10℃に達したころから活動を開始します。
生育期(4-10月)の日照時間は多いほどよく1,400時間程が必要です。

クルミの主な産地
長野・・・北信地区 東御、小諸、 南信地区 諏訪 
新潟・・・上越 
北陸・・・長白山周辺  
東北・・・福島会津、山形、岩手、青森等 

当農園は志賀高原と浅間山の麓に位置しており、
病虫害の被害も少なく良品質のクルミを収穫する好条件を備えています。
志賀高原の麓は成熟した木がメインですが、新規で植え付けしました。
浅間山麓の裾野に2500坪の土地に要令を中心に約80本を植えました。
多少標高が高いので成長が遅いのですが、若木が着実に育っている状況です。
今後農園にはモニター用のカメラを設置し、年間を通して生育状況や気候の変化を記録する予定です。
丹精込めて栽培した殻付きクルミは、食前に殻を割って召し上がるのが最高です。是非お試しください。

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